るちみるちるちの部屋

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朗読劇と市川森一さんと自分の話
今日は友人の出演する朗読劇を観てきていい気分。
友達は以前このブログでも紹介した
声優の平良亜弓ちゃん!
(過去記事:http://ruchiruchi.jugem.jp/?eid=245



青二プロダクションの養成所・青二塾出身の役者さんを中心に
立ち上げられた、アトリエ「ん」の初公演。
(アトリエ「ん」HP:https://sites.google.com/site/ateliern2011/

友達が出てるっていうのもあるけれど
こうやって生の演技を見ると
「私、お芝居がすき☆」と北島マヤみたいな心地で
自分も何かやりたくなってうずうずしますww
フィギュアスケートとか見てても滑りたくなるやりたがりです(笑)

とは言えもちろん役者さんではないので
今文章を書く仕事に携わっていて
一番すぐにとっかかれることといえば
やはり物語や脚本を書くことなのだろうなどと考えて
「そういえば……」と脚本家の市川森一さんのことを
帰りがけに思い出したのでした。

そろそろいい年齢なので
よく名前を知っている著名人が亡くなることが多くなりました。
好ましく感じていた方の死の驚きや
歴史的事件の関係者が殺されたという報道の衝撃。
それでも歳をとるとはこういうことなのだと
どこか悟った気分でいたものの
昨年12月に無くなられた市川さんのニュースを見て
ひときわ感慨深く弔意を捧げてました。

今でこそ物を書くということに挑戦している私ですが
思春期の頃は「何かを作りたいけどうまく出来ない」
「考えてはいるけど実践できない」、自信のない子供でした。

夏休み前になるとこぞって張り出される
作文コンクールのポスターを前に
いつかは何かに出そう、そして賞を獲ろうと思いつつ
行動できないまま迎えた高校2年の夏。
とある作文コンクールが目につきました。

それというのも長さが原稿用紙2枚以内の800字。
エッセイか詩、テーマは「生と死」もしくは自由題。

その他のコンクールよりも字数が少なったことが
プレッシャーを軽くし、それとなく書けて
こっそり自宅のFAXから原稿を送った締切日。
誰にも推敲してもらわず隠れるように作って出して……
ギリギリで送った文章にはやはり自信がなく
すっかり忘れて迎えた2学期。
うつ伏せで寝ていた休み時間に
担当でない国語教師にトントンと肩を叩かれて
入賞の知らせを受けました。

その時のコンクールの審査委員長が市川森一さんだったのです。

入賞者は4人で表彰式に最優秀作を発表するから
表彰式に出席して欲しい、旅費は主催者持ちだと聞かされ
受賞のみならず旅までさせてもらえるのかと心が躍りました。

親は仕事のため、初めての一人旅。
確か前々日に沖縄から長崎に向かい
初めての長崎をそれこそ市川さんの著作のように「ぶらぶら」。
平和記念公園や長崎中華街など
一人で電車に乗るのも初めてで
本当にどきどきしながら歩き回ったことを忘れません。

当日の授賞式に市川さんはいらっしゃらず
私も大賞ではなかったものの
お話をさせて頂いた教授のご好意で
当時閉め切られた直後の諫早湾の堤防に
連れて行ってもらうなど、いい経験をさせてもらいました。

この出来事は大きな転機でした。
それまで夏休みになるたびに
「また読書感想文が書けない……」と
肩を落としそして「私には文才はそう無いのだ」
と諦めていた自分にも賞を獲得することが出来たという事実は
揺ぎ無い激励となりました。

(でも未だに読書感想文は書ける気がしないorz
 あれどうして書評じゃだめなのだろう……?
 どうしても恣意的な選評を感じて臆するのだ)

高校生活も進学校では1番にはなれない
「並」(いや、それ以下か)の生徒で
親とも仲が悪く家出もしたし
本当にクサッた毎日を過ごしていた中での出来事。

加えるならばその時受賞したエッセイは
前年に亡くなった友人についてのことだったので
賞を受けたことで舞い上がるという心持ちでもなく
評価されたことを素直にストンと受け取れたのも
結果的によかったのでしょう。

あれからも物書きにまっすぐは向かわなかったものの
志望大学に進学するまでにはモチベーションをあげることが出来たし
あの作文が「やれば出来るんだ」と
かき集めてもちょっぴりしかない自信の
重石になっていてくれたことは確かです。

拙い文章ながらも入賞4作品の1つとして
市川さんの目を通ったことは確かで
そこで選んで頂いた事で私の人生の舵を
少し動かしてもらえたことに改めて感謝をしています。

あの時、主催大学の学長に頂いた市川さんの戯曲「リセット」。
大事に本棚に仕舞っている本を
久々に捲ってみたい気持ちになりました。
本当にありがとうございました。

そうだ。考えてみれば、あの時エッセイで書いた友人の
13回忌は昨年か今年なのかもしれない。

「死」と「舞台」とで繋がる思い出の連鎖に
物思う一夜です。


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| るちみ | つれづれ日記 | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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